書籍紹介|北海道士別市 しべつ眼科

院長が執筆した書籍が講談社から出版されました

院長が執筆した書籍が講談社から出版されました

しべつ眼科の院長が目の病気の早期発見と予防のための本を講談社から出版しました

『目の健康寿命〜40代からはじめる後悔しないための生活習慣〜』が2025年1月16日に講談社より発刊されました。
医学博士と眼科専門医の資格を持つ院長が、これまでの臨床経験と大学病院在籍中の研究成果、および過去の文献などをもとに、目の健康を守るための秘訣について分かりやすく解説します。

私たちの日常生活は「視覚」に大きく依存しており、実際、人は外からの情報の約8割を視覚から得ています。

小さな目の違和感は、しばしば「年齢のせい」「一時的な目の不調・疲れ」として軽視されがちですが、その違和感を放置した結果、失明寸前になってしまった患者さんが数多くいらっしゃいます。

目の健康を守ることは、将来私たちが老後を迎えたとき、生活の質を維持するためにも必要不可欠であり、そのためにも「早期発見・早期治療」に加え、目も「予防医療」が重要です。

本書は、院長が「一人でも多くの方の見える喜びを叶える手助けをしたい」という眼科医になったときの想いを形にするため、執筆したものです。とくに失明リスクの高い病気に焦点を当て、40代以降の人が目の病気を加速させない方法、目の健康を維持するための生活習慣や食事のアドバイス、機会を逃すと将来の視機能に影響が出てしまう子どもの目に必要なことなどについて、お伝えします。

導入として、まずいくつかのセルフチェック項目によって、自身の目の状態を確認し、目の病気が潜んでいる可能性がないかを簡易テストします。

本書のセルフチェックの一例

眼精疲労のセルフチェック

●目の症状

□ 目がしょぼしょぼする
□ 目が乾く
□ 目が痛む
□ 目が疲れる
□ 目が重い
□ 目がぼやける
□ 目がかすむ
□ 目が赤くなる

●目以外の全身症状

□ 集中力の低下
□ 疲れやすい
□ 肩こり
□ 頭痛
□ 吐き気
□ 胃腸の調子が悪い

第1章では、「放置すると怖い、目の病気が疑われる13の症状」について解説します。危険な症状はどのようなものなのか、そしてどんな病気が疑われるのかについて、詳しく解説します。

第2章では、40歳から知っておくべき「無症状でも隠れている怖い三大疾病」と目の定期検査の重要性を紹介するとともに、白内障や網膜剥離、全身疾患と目の病気の関係性、そして医療機関と医師選びのポイントについてもお伝えします。

第3章では、「目がみるみる元気になる健康習慣」として、生活習慣編と食事編を解説。眼精疲労になりにくくするためにどのくらいの時間目を使ったらどのように休めたら良いのか、そして目に良いとされる栄養素にはどのようなものがあり、どんなものを摂取すると良いのかなどについて解説しています。

第4章では、誤解だらけの間違った常識を覆す、よくある疑問をQ&A方式で解説します。ブルーベリーが目に良いというのは本当なのか、正しい目薬の保管の仕方や点眼方法などについても眼科専門医が答えます。

そして最後の第5章では、将来の視機能が左右されるとても大事な時期の子どもの目のケアについて、両親が気をつけるべき注意点や最新の近視治療などについても詳しく解説しています。

医学博士と眼科専門医の資格を持つ眼科医

医学博士と眼科専門医の資格を持つ眼科医(院長)が、40代から知っておくべき、隠れた病気を早期発見する方法と予防法について、分かりやすく解説します!

  • 目の病気が疑われる13の症状と対策とは!?
  • 無症状でも進行する怖い三大疾病!?
  • 目を元気にする健康習慣とは!?
  • 子供の目を守るために親ができることは!?

40代以上の20人に1人は緑内障

無症状でも放置すると怖い

書籍

目を守るための食事と習慣

目の健康が分かるセルフチェック

【目次】

第1章
知らないと危険!放置すると怖い目の症状
第2章
失明リスクを軽減!40歳から知っておくべき隠れた病気と対策
第3章
目がみるみる元気になる健康習慣
第4章
目の常識を覆す!よくある疑問と最新知識をQ&Aで解説
第5章
子どもの「見る力」を最大限に引き出す方法

目の病気を知っていますか?

院長

院長略歴

2009年
旭川医科大学 医学部医学科 卒業
2010年〜
市立釧路総合病院、苫小牧王子総合病院、釧路赤十字病院で勤務
2013〜2015年
米国で行われた国際学会(The Association for Research in Vision and Ophthalmology)で筆頭発表
2016年
幹細胞を用いた再生医療、糖尿病網膜症における神経保護と慢性炎症の研究に従事し、博士号を取得
学位論文「Neuroprotective effect of water-dispersible hesperetin in retinal ischemia reperfusion injury Jpn J Ophthalmol.
2016」がJJO被引用件数の多い論文トップ10に選出
日本眼科学会学術展示優秀賞受賞
同年
留萌市立病院 眼科医長 日本眼科学会認定専門医取得
2017年〜
旭川医科大学 眼科 診療助教
糖尿病網膜症と網膜静脈閉塞症の専門外来を担当
出張医として士別市立病院や名寄市立総合病院も含めた関連病院で地域医療に携わる
2019年
Global Ocular Inflammation Workshops(GOIW 2019)で眼科医向け教育セミナーで指名講演
2020年
世界で初めて、糖尿病網膜症の進行を予測する新たな方法を日本眼科学会総会で口演発表
権威ある国際雑誌 Investigative Ophthalmology & Visual Scienceに掲載
「A Proposed Classification of Intraretinal Microvascular Abnormalities in Diabetic Retinopathy Following Panretinal Photocoagulation. Invest Ophthalmol Vis Sci. 2020」
旭川医科大学眼科同門会長賞受賞

講師歴

  • 旭川医科大学
  • 北海道立旭川高等看護学院
  • 北海道ハイテクノロジー専門学校
  • 吉田学園医療歯科専門学校
  • 富良野看護専門学校
  • など

資格

  • 旭川医科大学卒 医学博士
  • 日本眼科学会認定 眼科専門医
  • 身体障害者福祉法指定医
  • オルソケラトロジー実施医
  • 光線力学療法(PDT)認定医
  • ボトックス施注資格認定医
  • 水晶体囊拡張リング(CTR)実施医

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