オルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは

特殊なコンタクトレンズを寝ている間に装用することで、睡眠中に角膜の形状が矯正され、日中を裸眼で過ごすことができるようになる近視矯正治療です。

オルソケラトロジーは、一般のコンタクトレンズとは異なり、内側に特殊なデザインが施された高酸素浸透性のハードコンタクトレンズです。アメリカにおいて2002年に初めてFDA(米国食品医薬局)に認証された新しい 近視矯正法で、現在では世界各国で実施されています。

「寝てるときにつけて、起きたら外す」

「寝てるときにつけて、起きたら外す」

オルソケラトロジーの特徴

  • メガネやコンタクトレンズなしで生活することができます。
  • レーシックのような手術ではないため、レンズの装用を中止
  • 軽度〜中等度までの近視を治せます。
  • 7時間以上の睡眠時間が必要です。

オルソケラトロジーのデメリット

  • 視力を安定させるまで時間がかかる
  • レンズのケアが必要

こんな方にお勧め

  • メガネやコンタクトレンズから開放されたい
  • 裸眼でスポーツを楽しみたい
  • レーシックなどの手術に抵抗がある
  • お子様の近視の進行をなるべく抑えたい
  • メガネやコンタクトレンズから開放されたい
  • 裸眼でスポーツを楽しみたい
  • レーシックなどの手術に抵抗がある
  • お子様の近視の進行をなるべく抑えたい

※ オルソケラトロジーによるお子様の近視抑制効果

未成年における近視の低年齢化、近視の割合の増加が問題となっています。成長期の近視進行に大きく影響を与えるのが眼軸長(目の長さ)です。身長が伸びるに伴い、眼軸長も伸びるため、近視が進行します。そこで注目されているのがオルソケラトロジーです。オルソケラトロジーは眼軸長が伸びるのを抑える効果があることが認められています。元々、オルソケラトロジーは20歳以上が適応とされていましたが、これまでの研究結果を元に、2017年にガイドラインが改正され、お子様にも使用できるようになりました。

費用

オルソケラトロジーは自由診療です。(税込)

適応検査
5,500円
初年度
165,000円
レンズ代
55,000円

適応検査前にコンタクトレンズの使用を休んでいただきます。休止期間は概ね2~4週間です。
装用時の異物感や、効果が出て安定するまでに数日~数週間かかります。
暗いところや夜間では瞳が大きく開くので、角膜が矯正されていない部分の影響で光がにじむ方もいます。
オルソケラトロジーの継続治療により近視が進みにくくなるのではないかというデータが、いくつかの文献によって発表されておりますが、未だ確定はしておりません。なお、近視が進行し、都度レンズを交換する必要が発生するケースも稀にあります。