加齢とともに後部硝子体剥離(詳細は「飛蚊症」のページ参照) が起こる際に、硝子体が黄斑(網膜の中で視機能に最も重要な部分)に強く接着していることがあります。それにより、後部硝子体剥離の進行に伴って黄斑が引っ張られ、黄斑に穴が空いてしまった状態のことを「黄斑円孔」といいます。黄斑円孔はその進行度によって大きく分けるとステージが1〜4まであります。院長が黄斑円孔について詳しく書いた記事が『OCULISTA 2020.3月増大号「眼科鑑別診断の勘どころ」』という雑誌に掲載されているので、興味のある方はご一読下さい。
