1.過剰な近見反応の反復
◎ 近見反応とは ・・・
近くを見るときに起こる以下の3つの反応のことで、脳で制御 されています。
① 調節 ・・・ ピント合わせ
② 輻輳(より目)・・・視線合わせ
③ 縮瞳・・・焦点深度が深くなる
◎ 単純な近業作業(読書や編み物など)とVDT作業の違い
・近業作業 → ほぼ同じ距離で、同等のピント調節を続ける
![過剰な近見反応の反復](/wp-content/uploads/Picture2.png)
・VDT作業 → 画面、キーボード、書類といった異なった距離の目的物に視線を動かす
→ 過剰な近見反応が反復される
![過剰な近見反応の反復](/wp-content/uploads/Picture4.png)
2.ドライアイ
◎ まばたきの減少
まばたきの回数
正常時 平均 20 回/分
VDT作業時 平均 6 回/分
画面に集中すると 1/3〜1/4に減少!!
![涙の分泌量 ↓ 目の表面の露出時間↑ ⇒ 涙の蒸発量 ↑](/wp-content/uploads/chart.jpg)
◎ 視線の位置と涙の蒸発量
![](/wp-content/uploads/Picture5-1024x262.png)
作業をするディスプレイの高さによって、目の乾きも影響されます。
ディスプレイは低い位置のほうが乾きにくいことが分かっています。