症状(まぶしい)

まぶしい

普通の明るさでもまぶしく感じてしまい、目を開けているのが辛い状態のことを「羞明(しゅうめい)」といいます。原因が不明なことも多くありますが、主に【痛みを伴う場合】と【痛みを伴わない場合】で原因を考えます。

考えられる主な病気

【痛みを伴う場合】

1目の表面(角膜)のキズ ・・・ コンタクトレンズや異物、ドライアイ、結膜炎などで目の表面(角膜)に傷がついた場合、まぶしくなることがあります。 (→「ドライアイ」のページ)(→ 「結膜炎」のページ

2角膜感染症 ・・・ 角膜にウイルスや細菌などが入り、感染を起こす場合にも痛みやまぶしさを感じることがあります。 (→ 「ドライアイ」のページ

3緑内障・・・緑内障で眼圧が非常に高い場合、特に急性緑内障発作を発症すると、強い痛みを伴うことがあります。また、眼圧が高いと角膜がむくんで濁ってしまい、まぶしさを感じやすくなります。(→「緑内障」のページ

4ぶどう膜炎 ・・・ ぶどう膜という部分に炎症が起こる病気です。黒目や目の中 に炎症が起こるとかすんだりまぶしさを感じることがあります。また、炎症に伴って鈍い痛みを感じたり、光を見ることで痛みを感じることがあります。

【痛みを伴わない場合】

1動眼神経麻痺 ・・・ 動眼神経という脳神経の一つが麻痺すると、ひとみ(瞳孔)が開いてしまうため、まぶしさを感じることがあります。

2白内障 ・・・ 高齢になると必ずなり、かすみ目が進んでいきます。手術をすることで治すことができます。(→「白内障」のページ

3黄斑の変性・萎縮 ・・黄斑に変性や萎縮があると、光に敏感になることがあります。(→ 「加齢黄斑変性」のページ